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septembre 27, 2003

留学生の交友関係

同じ学部の院生達は、卒論学習グループを作って勉強会をしたり、週末やその他事あるごとに集まって、情報交換をする。 学部によっても国によっても院生の交友関係や研究方法は違うのかもしれないけれど、論文学習グループでは研究の話だけでなく、研究補助金情報、教授の研究情報などフォーマルな場では出てこない情報の交換をしている。  どの教授が院生に対するアドバイスがうまいのか、どの教授が院生にどういう理由で人気が無いのか、どの教授がいつも誰にでも差別無く接してくれるのか、どの教授が人種差別的な傾向があるのか・・・。  大学院5年目、アメリカ生活8年目に突入の私は、交友関係が増えて在米生活は忙しく楽しくなるばかり。

食事や飲み会やパーティーでは、友達つくりはもとより、うちの学部はアメリカ人学生だけでなく外国人留学生も多く、さまざまな文化を学ぶ。  アメリカ人院生から学ぶのもは大きいし、彼らは私にとって必要なときに助けてくれる大切な仲間。  外国人留学生からも学ぶものは大きい。  中国人・韓国人留学生からは忘れかけている普通話(北京語)とコリアン(韓国語)を教えてもらうだけでなく、日本とは違ったアジア文化を教えてもらったり、日本との共通点を学んだり。  タンザニア人友達からは元駐タンザニア大使の佐藤氏が、感謝しても仕切れないほどのODA関係の貢献をしている、と佐藤大使のことは何も知らない私が同じ日本人ということで感謝される始末。  知りもしない佐藤大使と日本のODAの話から、政治とグローバリゼーションの話題になる。  このように研究とは一見関係ないような会話の話題から、いつの間にか研究に役立つ情報話になっていることもしばしば。

留学生の中には院留学中の5 年から10年くらいの間、アメリカ人はもとよりその他の外国人友達を全く作れず帰国してしまう人もいる。  アメリカに来たときよりも英会話が下手になっている学生もいるし、最初からアメリカ人友達は作る気は無いといっている人もいる。  日本人でもその他の外国人でも・・・。 英語でうまく話せなかったり、文化を理解できなかったりすることが、英語でのコミュニケーションを嫌いにさせたりすることもあって、学校しか知らない今まで挫折を知らない人のの初めての挫折だったりするのかも。 

それ以外にも、同じ言葉を話す人の「数」が大事みたい。 特に、中国や韓国からの学生は留学してきている学生数自体が多く、民族的結束力も硬いので、同じ民族同士で宿題を一緒にしたり、遊びに行ったり。  スペイン語を話す人たちも学生人口が多いし、TVもその他多くの出版物もスペイン語だけで用が足りるので、わざわざアメリカ人やその他の言語を話す外国人と仲良くならなくても生きていける。  この間留学生友達に会ったとき、「久しぶりに英語を話したよ~。前、英語で喋ったのは確か・・・2週間前にチカとあったときだったかな?」といわれて驚いた。

「せっかく留学しているのに!」ってなんだかもったいなく思うのは、私がアメリカで言葉・交友関係・文化理解に苦労していないからかもしれない。  でも、社会学は人と社会を研究する学問だから、いろいろな人から学ぼうとする姿勢は大切なように思うんだけど・・・。

septembre 26, 2003

ある学生の自己紹介

私の授業の恒例は、学期の最初の授業の日に、履修しているすべての学生に自己紹介のエッセイを書かせること。 同時にWebCT上でもDiscussion機能を使って自己紹介もお願いする。 でも、エッセイは授業中に自筆で記入してもらう。  もちろん、生徒のことを知りたいというのがエッセイを書かせる理由のひとつだけど、もうひとつ、生徒の文章力を見るため。  目が点になりそうなほど「これは困ったなぁ~」的な文章力の学生あり、社会学専門用語入りでこれからの目標などを綴る優等生あり。

最近一番感心して、学期の終わった今でも整理しないで手元に残している自己紹介エッセイは、日本の小学生がノートの端に落書きしていそうな女の子の似顔絵付き。  かわいいのでここ紹介。彼女は、ミネアポリスに多い、モン(Hmong)という東南アジアの山岳民族の移民の学生。  (ベトナム戦争時に米軍に加担したため、米軍敗戦後ベトナム等で迫害を受け、タイの難民キャンプを経て北米・欧州・オセアニアに移民している民族グループ。  また詳しいことはほかのエッセイで後に・・・。)  なるべく英語のかわいい語感を訳にも出したいので、彼女の書いた英語に忠実に訳す。

「こんにちは! 私の名前はOOO  XXX です それで 今年大学一年生になりました。 (中略)  私の家族はモンの移民一世として合衆国に来ました。 (中略) 私には3人のお母さんと27人の兄弟・姉妹がいます。 それと、その二倍の量の甥・姪がいて、その半分くらいの量の甥・姪の子供たちがいます。 私は大きな家族で育ったのでたくさんの兄弟・姉妹になれています。 (後略)」

アメリカって本当に多様な民族が集まるところで楽しい。

不思議なダイエット

一緒に住んでいるアメリカ人の友達が今またダイエットを再開。  今回は、彼女のいとこや友達がトライして成功したという新しいタイプのダイエットなんだそう。  「どんな方法でも今回こそはがんばって成功して欲しい」と切に願っているところだけど、今日学校から帰ってきたら焼肉屋さんのにおいがするじゃない!

「ダイエットじゃなかった?」と、恐る恐る聞いてみると、「ダイエットでも夕食くらいは食べるのよ!」とご機嫌斜めな彼女。  ダイエット2日目にしてすでにストレスでイラついてるんだわ~っと思っていると、彼女がオーブンから巨大なビーフ・ステーキを取り出した。 思わず「ひぇ!」っと心の中で叫ぶ。

ダイエットじゃない私が普段でも食べないくらい大量なステーキ、それもビーフ。  たっぷりな脂でいためたマッシュルームとともにお召し上がり・・・。  その他の野菜なし。

でもこれがその新ダイエットのメニューなんだそう。 

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