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décembre 28, 2004

年末もアメリカでは31日まで仕事

あまりに疲れて帰宅後すぐにお風呂に入り、よしもとばななさんのHighandDry(はつ恋)を読んでいたら眠ってしまう・・・。 気づいたら午前2時半! それからまた寝ようと試みるが、眠れないのでHighandDryを最後まで「これは中学生向け?小学校高学年?・・・?」とか思いながら読み終わる。 眠れないけれど疲れているなあ、私・・・。

何に疲れていたかというと、昨日は教授たちとの研究会議が連続であり、合計7時間だった・・・。 今カウントして、自分でも驚く。 それがとってもよいミーティングだったのでよかったのだけど、連続7時間は結構大変だということがわかった・・・。

最初の会議は、日本市民社会研究。 長谷川先生とブロードベント先生と。 和気藹藹とクリスマス・イブの話から始まる。 長谷川先生のような日本の研究者とコミュニケーションの機会があるのは、私にとってすごく貴重。 日本の研究者はこういう風に考えていらっしゃるのだなあ、とか研究とはまたちょっと違ったところでいろいろ学ぶ。 研究の方も、「もう書いていく」というところまで来ているのでいい感じ。 

2時間後、クリス・ユーゲン先生と日米セクハラ比較研究のミーティング。 それが、あまりに空気が乾燥しているので「地下の自動販売機に一緒にジュースを買いにいく」という休憩を除いて5時間続く。 これはミーティングというよりも、一緒に論文のフレーム作りをはじめて、データを確認したり、図表を手直ししたりしているうちに気づいたら6時半という感じだった。 

院生の私は横にいて、先生がコンピュータに打ち込み・データ確認という仕事をしていらっしゃり、立場が逆な感じがするが・・・。 先生は「いいんだよ~!」といつも笑顔だ。 そうしていろいろ作業を見せてもらえるので、私としてはいろいろなことをその場で学んでいるのだけど、まあ見かけは、先生の横で楽している院生だ・・・。 私は横で資料を確認したり、質問に答えたりしかしていないのに、終わるころにはヘロヘロだった。 でも先生はその後、「娘さんとデートだ!」と張り切ってお帰りになった。
 

décembre 26, 2004

年賀状とかクリスマスカードとか

クリスマス・カードは12月に入ってから何枚か届いているし、年賀状を書かないといけない季節だし。 住所を書いたり返事を書いていない手紙を整理したりでおわれる今日一日。

今年メールでお返事を下さった方には、メールでご挨拶することとしているのだけど、なかなかこれが大変。 日本語バージョンと英語バージョンの二つを基本として、日本語バージョンはPCバージョンと携帯バージョンを作る。 韓国語バージョンも作らないといけない気配だけれども、今年は何とか葉書にハングルで送ることとする。

結婚して名前を変える女友達も増加中。 一応アドレス帳には結婚前の名字で入れてあるのだけど、葉書で出す場合はご主人の名字に変えて出さなきゃおかしいわけで。 間違えて、旧姓のままにしてしまって、もう一回やり直しになったり。 私は「結婚しても名字は変えずにいよう!」とこんなことを理由に自分に誓ったりするのでした。

décembre 25, 2004

フラン・デ・ピニャ

ホワイト・クリスマス。 昨日日本の友達と「ホワイトクリスマスじゃないよ。 外は(雪がないので)茶色だよ・・・」 と話したのだけれど、イブの夜にはしんしんと粉雪が。 さすがは雪国。 地球温暖化でも、クリスマスには雪。

イブは、ペルー人友達・そのご主人・弟そしてコロンビア人の友達とスペイン語交じりの夕食。  知っている少ないスペイン語の単語を駆使して何とか会話に混じる。 私のためだけに、会話が英語にならざるを得ず申し訳なかった!

フラン・デ・ピニャが最高においしく、レシピを聞く。 やっぱりパイナップルはすばらしい。 南半球から来ている彼らが、「夏って何月?8月はもう夏じゃないでしょう?」 と真剣に話しているのが新鮮だった。

décembre 22, 2004

ゾージルッシー!

韓国人友達とお弁当の話になったとき、「ゾージルッシー!」と友達が叫ぶので、私としては??? 

そう、それは日本の「象印」というメーカーのことでした。 お弁当箱は、象印の保温性のものだったのだと。 みんなクラスメイトも象印だったのだそう。 日本人の私としての感想は、「オヤジみたいな弁当文化なの、韓国!?」

韓国では日本と違って、「冷たいご飯(おにぎりなど)を食べる文化がもともとなかった」というのは読んだことがある。 でも、日本ではあまりに「オヤジ」な保温お弁当箱文化(私の単なる偏見)が韓国では子供のお弁当に使われているなんて! かなり驚く。

NHKの冬ソナホームページにも、そのドラマの中で使われているお弁当箱(多分象印っぽい)が紹介されていたので、日本でもはやるのかも・・・。

décembre 21, 2004

日本のアニメ・漫画

『千と千尋の神隠し』を「あ~日本っていいねえ、懐かしい!」と見ていると、アメリカ人友達が「(千尋の)お父さんとお母さんは日本人には見えない!」という。「バリバリな日本人ですっ!」って言っても、首をひねっている。

この間も、私の研究発表で日本のある企業の労組作成のセクハラについてのパンフレット(かわいいイラスト入り)を見せると、「どうして日本の企業なのに、白人の絵なんですか?」ときた。 私たち日本人から見ると、「超日本人」なイラストのキャラも、髪の色が茶色だったり、日本人男性がたくましく描かれていたりして、日本人のステレオタイプから外れていると、こちらの人は「どうして日本人なはずなのに、白人みたいな人が?」と思うらしい。

最近アメリカでは日本のアニメがよくTVで放送されています。きっとその白人みたいなキャラクターが白人として受け入れられているのでしょうね。

décembre 19, 2004

『冬ソナ』を文化帝国主義的視点から分析

学部の年末パーティーの席で、長谷川先生とブロードベント先生と他愛もないことについてペチャクチャおしゃべりする。 そこで、最近日本のアジュンマ(おばちゃん)たちに大流行だという『冬ソナ』の話に。

長谷川先生は、韓国の大衆文化があれほど日本で受けたのは歴史上初めての快挙だと仰る。 感激されている模様。 私もコリア文化ファン(言いすぎ?)として、韓国映画やドラマが日本で人気なのはとってもうれしい。 日本人が韓流に興味を持つのはとってもよいことだけれど、『冬ソナ』は韓国文化というよりは、昔の日本の少女漫画のストーリーが今複製されて韓国人俳優で演じられているという感じも否めないのでは?と言ってみる。

『冬ソナ』は日本バージョンの文化帝国主義の一例とも言えるのではないかと。 文化帝国主義は、「アメリカのマクドナルドやハリウッド映画などが海外進出しているのに見られるように、強国が帝国主義時代のように、今度は『文化』で世界を支配している」という考え方。 

だって、イルボン・アジュンマ(日本のおばちゃん)たちがお熱を上げている俳優さんは、かなり日本人の女性の好きそうな装い。 くしゃくしゃ・ふわふわ系のあの茶髪。 シャープなあご。 あれは、1970年代の少女漫画に出てくる男の人みたいなのだもの。 韓国に住んでいたとき、あんな日本人っぽい繊細系の男優さんは「主人公」とか「かっこいい役」としては出ていなかった。 兵役を終えて、強そうで、髪もストレートで短めな感じのマッチョがいい男って感じだった。

日本文化禁止の中でも、韓国では日本の大衆文化が着々と違法で輸入され、若者の生活に浸透していたのだから、今それで育った世代が映画やドラマの製作にかかわって、ジャパネスクなスタイルやストーリーがかっこいいものとして知らないうちに反映されているのでは?と思うのでした。 そういう大衆文化が韓国で日本よりも安価な制作費で複製されて、日本に逆輸入され、日本人がノスタルジーを感じているのでは?

décembre 18, 2004

アビーの本の批評会の進行役に!

アドバイザーのリズが、「この学会興味があるかもね」と『法と社会学会』の年会の情報をメールで転送してくださった。 「リズが教えてくれたし、開催地がラスベガスだけれどいくかぁ~?」くらいないい加減な気持ちで、セッションを探していたら「セクハラ」に関するパネルがあったので、とりあえずそれに参加することに。 締め切り1日前に発表の要約を送る。 

次の日は、だるいし学期も一応終わりだし、気分が悪くなってきて(やる気がないからか?)昼寝をしたら夕方5時まで死んだように眠ってしまった・・・。 平日にお昼寝、それも5時までという事に罪の意識を(一応)感じて、仕事のメールをチェックすると、最近私のバイブル状態になっている本『セクハラとは何か(私の勝手な和訳です、日本では出版されていないので!))』の著者のアビゲイル・サグイUCLA助教授からメールが来ていたので驚く!

アビーとはサンフランシスコの夏の学会で、それもヒルトンのお手洗い(!)で会って、ほーんのちょっと話したくらいだったので、私のことを覚えていてくださるとは思っていなかったのです。 (きっと私のアドバイザーのリズがアビーに言ってくれたのでしょうね!) 彼女の本の批評会を企画しているから、それを手伝ってほしいとのこと。 もちろん二つ返事でOKする。 キャ~! アビーの本の批評会の進行役とかできるなんて感激!!

décembre 14, 2004

日米の社会・個人関係は図で表すと四角に小さい点々

今日は久々の「日本市民社会研究」会議。 長谷川先生とブロードベント先生と、3人で論文のアウトラインの詰めからはじめる。 研究計画の話はさくさくと進んで気分がよかった。

私も英語と日本語の真ん中で(日本人の長谷川先生が英語を、アメリカ人のブロードベント先生が日本語をお話になるので)、適当に日英語を行ったり来たりしながら、言いたいことをどんどん発言していった。 もう、何を何語で言ったのかも覚えていないくらいだ。

そして、日米の社会と個人の関係の違いというところで、8年もこっちにすんでいながら、それ以上アメリカ文化や英語を勉強していながら、ぜんぜん知らなかった日米社会と個人の関係観を知って、叫んでしまった!

先生の図の省略図:
◇∴ ←これがアメリカ社会(◇)と個人(∴)の関係観。
◇  ←この◇の中に∴があるとしたらそれが、日本の社会と個人の関係観。

日本人は、考えるときに個人が社会の中に属していて、たとえば親も友達も社会の中のひとつと考えて、仲間に入れるのだそう。 そんなの当たり前じゃ~ん、だってお父さんもお母さんも日本人だから日本社会の一部なはず! そういう考え方をするのは日本人だかららしい。

アメリカ人は、親も兄弟も姉妹も友達も上の◇の中に入っているとは必ずしも考えないのだって! ええ~っ!? アメリカ社会の一員なのに、社会とは別物意識なのはなぜ!? 恐るべし、アメリカ人!

さくさく進んだミーティングだったのだけど、この◇∴なアメリカ人の社会と個人の関係観が、あまりに衝撃だった今日の午後。 教授二人は驚く私をそのままに、「そうそうそう~、うんうんうんっ!」と頷きあっていた。

décembre 13, 2004

また重病猫の世話を頼まれる

以前書いた重病を患う友人宅の猫。 今年もやっぱり(?)世話を頼まれたのだけど、責任が重過ぎて、断る・・・。 だって、肝臓に加えて心臓もわずらい、緊急病院(もちろん動物の!)に運んで、この間その応急処置で3000ドル(30万円以上)超えたという話。 私が世話している間に死んだら一生うらまれそう・・・。 悪いけど、責任重大すぎるので、心配になるから旅行行くんだったら獣医に預けれくれって言っちゃった・・・。 過去のこの重病猫についてのエッセーは以下。

http://www.soc.umn.edu/~shin0104/usa1.htm#<17>
http://www.soc.umn.edu/~shin0104/usa1.htm#<18>
http://www.soc.umn.edu/~shin0104/usa4.htm#<40>

décembre 12, 2004

外国で教育を受けた人を採る日本企業の増加

日本企業がアメリカで就職フェアーなどをしているんですね。 私のところにも、大学の国際交流化などを通じでそのような情報がメールで流れてきます。 知り合いや私の生徒さんの中にも、ここアメリカで留学後、日本の超有名大企業に採用されて帰国なさる方が何人かいらっしゃいます。

私の授業を採ってくれた生徒さんが、「トヨタの最終面接に合格」という話を東大博士の友人にしたら、「え~っ!?信じられない!東大卒でもすごく難しいのにいぃ!!」と叫んでいた・・・。 もちろん私のその生徒さんが、多くの日本の大学生よりとっても優秀でトヨタが採用したくてしたくて仕方ない「すばらしい研究・開発者の卵」なのは私もよくわかっているのだけど。 

驚いて疑ってしまうそのリアクション事態が、すでにグローバリゼーションのこの世の中についていっていない気が・・・。 企業だって、バイリンガル以上でいろいろな国の人とコミュニケーションできる開発者が欲しいのではないかなあ。 よいアイディアは、外国文化など違う考え方との交流で生まれたりすることが多いのだから。 

アメリカ人彼氏を持つ友達の悩み

久しぶりにある日本人友達に会って食事したら、彼氏のことをいろいろ聞かされて面白かった。 彼女のアメリカ人彼氏のいろいろな特徴(?)に、彼女がだんだん耐えられなくなってきたらしい・・・。 アメリカ人だからというよりも、彼だからなのではないかと思うようなことなのだけど、アメリカに来て何年もたっていない彼女はいろいろなことをアメリカだからという理由で理解している模様。

まず、その彼は時間や約束にルーズらしい。 それにデブだといっていた・・・彼が。 まあ、肥満なのはアメリカ人だからかも知れないが(彼はアメリカではデブとは見られない普通の人ですが)、時間や約束を守らないのは、それは日本人でも多いでしょうからね・・・。 お金の感覚が違うというのも、どうなんだろう・・・。 アメリカでも日本でも、貯金や資産のある人はあるのだし、ない人はないのだから・・・。

こっちに研究で来ている私たちは、教育環境的にも人間関係でも日本ではとっても恵まれていた人が多いので、外国に来て価値観の違う人に遭遇すると「日本人対アメリカ人(外国人)」で物事を考えがちになったりする。 でも、よく考えて見れば、日本にも約束を守らない人や、貯金がない人(就職して何年もしていて、独身で、親にお金を送っているわけでもないのに!)はいる。 だから、どんな人と付き合うかって言うのは、人を見極める力と、個人の選択の問題なのだよ~。 早く新しい人を見つけたほうがよさそうよ~!

décembre 08, 2004

Keep Learning 驕り高ぶらず、学び続けるということ

社会的な地位に惑わされることなく、驕り高ぶらず学び続けるということは、研究職の人にとって、とても大切なこと。 

そんなことをつくづく感じさせられることが起こる。 とある方がワークショップで発表なさったのだけれど、準備のお時間がなかったのか、あまりにまとまりのないとんでもない感じのプレゼンテーションになってしまったのです。 

研究しているときに研究者は、私もそうなのだけど、その分野のことに対してオタク的になってしまうので、その研究トピックをしらない人がぜんぜんわからないような話し方、発表、にならないようにしないといけません。 それには、「発表を聞いてくださる方々はどう話したらわかってくださるかな?」と考えながら発表の準備をしたり、話している途中に、「私の言ったことで不明な点はありましたか?教えてください」と言うような、謙虚な気持ちや心遣いが必要なんだと思う。

地位が上がってしまうと、「あなたの発表のこの部分がわかりにくかったからこうしなさい」というようなことを言ってくれる人もいなくなってしまうのも怖い。 私の周りには、謙虚で思いやりのある教授が多く、彼らから学べるので本当に素晴らしい。 かけがえのない友達も、ああだこうだと私に教えてくれるのでこのまま皆を大切にしていかなければと思う。 まあ、私の社会的な地位はそんなに上がらないとは思うけど・・・。

décembre 06, 2004

「キャラ保存の法則」

最近私も、もう年かなあと思うことしばしば。 この間まで大学生だったのに、今となっては大学生を教えているのだから、仕方がないけれど。 日本から留学中の大学生たちと話す機会があって、本当に私って知らないことだらけだなあ、とつくづくおもう。

二十歳そこそこの日本から来ているカップルに、「僕たち、キャラ保存の法則があるんです!」といわれて、しばらく考え込む・・・。 キャッ、キャラ? 保存の法則? 高校のときの理数系の授業で習って、すっかりさっぱり覚えていない法則なのかと思いきや、会話の時に話し方が、ドラマやアニメのキャラみたいになるということらしい・・・。 必ず、どちらか一人が、キャラっているので、そう呼んでいるらしい・・・。 お笑い番組に出てきそうなカップルだなあ・・・。

テレビのキャラクターのまねしてしゃべっているのって、小学生の男の子だったけれど・・・私の時代は・・・。 やっぱり、文化は変わるものなのだわ~と思わされた瞬間。 そういえば、私の妹も、その子たちと同い年だけど、時々キャラっているものねえ・・・。 

日本の同い年の友人に、この法則を紹介すると、「キャ・・・ラ・・・?・・・???」っと一瞬以上沈黙だったので、私と同じ仲間だと思えてちょっと安心する。 やっぱり世代のギャップなのだろう・・・。

décembre 01, 2004

「あなたのカードが、今日の出来事の中で一番素晴らしかったわ!」

私の博士論文委員のフィリス・モーエン先生が、今日学部の廊下でお会いしたときに、こうおっしゃって、私を抱きしめられた。 ええっ、そんなあ、ただのサンキュー・カードでこんなに喜んでいただくなんて! 本当に素晴らしいのはカードではなく、先生あなたですっ!

それも、10月のはじめに受けた口答試験後に、すぐに感謝状出すなり、「ありがとう」を言いにいくなりするべきものを、すっかりいろいろな忙しさに感けて、11月の感謝祭の週末まで何もしなかった私。 感謝祭前日、夜の学部内でゴソゴソと仕事をしていて、あまりの罪の意識にかられて・・・。 サンキューカードは先生たちに書いてから感謝祭の休日に入ろうと、ただの自己満足もいいほどに、カードに感謝の言葉を連ねて、「日本では勤労感謝の日で、先生みたいに働き者の方々に感謝する日です!」って、かなり調子よく書いたのです。

韓国の、先生の日じゃないんだから・・・。

でも、本当にこのフィリス・モーエン先生って、いつもやさしく、素晴らしいのです。 ああ、また質問に行かせていただこう。

(口答試験は、試験にいたるまでの過程で、委員の教授に論文を何度も修正していただいたり、試験でもいろいろご教授いただくので、研究にはとても大事で必要なプロセスです。)

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