contexts
私も編集に関わっているアメリカ社会学会発行の社会学雑誌(春の号)がもうすぐ出版になります。社会問題の研究を分かりやすく写真や図もちりばめながら編集している、アメリカ社会学会唯一の一般向け雑誌。
雑誌のサイトへは上の写真をクリックしてください。
今回私は、ディスカバリーズという最新の社会学研究の紹介に加えて、リタリン世代と呼ばれる若い世代の薬の使用についての記事を編集しました(著者はミカ・ロー)。
こ の雑誌の紹介も兼ね、今日は編集チーム数名でお話してきました。ミネソタ大学生涯教育プログラムを受講している定年退職された方々のグループです。 普段私達の教える大学生の何倍もよく話を聞いてくださって(!)、学会や大学の役割、編集の過程、政策に関する助言やその効果など、嬉しい質問攻めにあい ました。
その後、編集のエイミー(ジャーナリスト)と私達院生編集チームのウェス、ジェス、ジョンで、アメリカ社会学会からの費用で(ここ強調するように言われました)遅めのランチをしたのでした。エイミーと音楽やテレビの話がやけに感覚があう!と思っていたら、同い年な事が判明。 違う国で育っても、同じ音楽・テレビ番組で育っている、本当にグローバル化の世の中です。
自分で選んで留学をしたり、好きな仕事で各地に赴任をしても、新しい学校・地域・国という「今までとは違う社会環境」に慣れるまでは何かと苦労するものです。
その新しい環境になれた後に再度はじめの社会に戻るというのも、また大変なことだったりします。うちの学部では、20歳代半ばから30歳代のそのリエントリー(再び社会に戻る)プロセスに焦点を当てた研究を始めました。でもその、研究対象は転校や転勤ではなく、刑務所・少年院・養護施設からの社会復帰・適応の期待と経験をインタビューをもとに研究し、役立てようというものです。 昨日のワークショップは、そんな進行中の研究の紹介という発表会でした。
一見、刑務所と少年院と養護施設ってまったく違うんじゃない?と思いますが、私たちの今いる社会とはある意味違った環境からの変化というのと、スティグマがつきまとうというところで共通しているんだそうです。

うちの学部のマイケル・ゴールドマン先生の御本の邦訳が出版されました。
ご出版の噂は聞いていたので、オフィスにお邪魔してお祝いを・・・と思っていたら、学部オフィスで私を発見してくださり、邦訳本まで持ってきてくださるマイケル。
グローバル化や国際機関の研究をしている方だけでなく、国際機関で働きたいという方にもお勧め。
Goldman, Michael. 2005. Imperial Nature: the World Bank and Struggles for Social Justice in the Age of Globalization. New Haven: Yale University Press.
ゴールドマン、マイケル.2008.『緑の帝国 世界銀行とグリーン・ネオリベラリズム』 京都:京都大学学術出版会.
大学の人口研究所でアシスタントの仕事をしているのですが、私の専門の社会学だけでなく様々な分野の研究者や院生が働いていて、とても楽しくアカデミックな交流が常にある研究所です。
今日は毎週金曜の社交を企画してくれるマットが、社交の招待メールと共にアメリカで行なわれた2000年の「国勢調査ソング」のリンクを送ってきてくれました。 有効回答率(回収率)を上げるためのマーケティングの一環だったそう。ラテンなノリのお歌です。
今、マットにこれはとっても面白いから私のBlogに載せていい?と聞いてみたら、「いいよ~。ベトナムの1980年代の国勢調査のは楽譜もあるよ」とのこと。
多様な人々に合わせて、色々な形で回答率を上げる努力がされています。

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私がリサーチ・アシスタントをする人口研究所の空き部屋は、授乳中のお母さんがパンプ(日本語で、サクニュウ?漢字にすると牛みたいな気分・・・)するために使用される場所。 院生アシスタントには産休の保証はなく、保障されている先生達も数週間で出産後仕事に戻ってくる国アメリカでは、結構当たり前なこと。
仕事も続ける、母乳も続けるには必要なスペースだけど、日本の職場にもこういうスペースがあるのかな? 結構こういうことが、仕事を続けたい人が続け産みたい人が産んで、お母さんも赤ちゃんも健康維持する鍵かも。
それでぜんぜんミルクとは関係ないけど、今、「京都府宇治市の小学校には『宇治茶が出てくる蛇口』をつけている」と言う新聞記事を発見。 これは便利!全国に広めるべき!(別に宇治茶じゃなくてもいいんですけど) 忙しい朝に子供にお茶入りの水筒持たせなくてもいいし。 お茶文化も子供に伝えられるし!?


トルコ人友達のお家で金曜夕方のお茶会。 お友達は二人の姉妹で二人とも博士号をとりにアメリカに来ていて、ご家族も一緒の留学。 以前研究にいらしていたお父さんはトルコの大学に帰国してしまっていらっしゃいませんが、お姉さんのご主人(弁護士)、お子さん(小学生2人)、弟さん(医者)、そしてお母さんも皆ここミネアポリスに!
お料理の話や、友達の子供の学校やバイオリンのお稽古の話・・・いたるところに社会学者の言う「文化資本」について考えさせられるお話がいっぱい。
「文化資本」とは、個人や集団が持つ、一見金銭的価値のなさそうな知識や情報や教養そのものやそれらに関する経験。 例えば、「アカデミックレベルで外国語ができる」「楽器が演奏でき楽譜が読める」「料理ができ料理に対する文化・歴史的知識がある、栄養素や添加物に対する知識がある」と云うような個人的なものから、「親が大学を出ている」と言うようなものまで・・・。


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うちの学部の院生は皆、学部にもメールボックスを持っていて、私は学会からの季刊誌や研究関係のお届け物をそちらで受け取ることにしているのですが、今学部のメイン・オフィスに行くと私宛にベルギーのブリュッセルからお届けものが・・・。 ブリュッセル!?
・・・?とあけてみると、テイラー&フランシスという欧州の出版社から本が届いていました。 数ヶ月前、アジアの社会家族学の本の第二版を決めるため、その出版社と著者のためにReviewをさせて頂いたのですがそのお礼でした。 ボランティアだと思っていたのですが、結構な金額をポンドで「小切手かその出版社の本どちらでもリクエストしてください」といわれ、じゃあ本を・・・とお願いしていたものでした。
ブリュッセルにお友達はいないけど、行ってみたくなりました。

今日は、今リサーチ・アシスタントをしている研究所のお昼のバーベキューがあったので、お昼は普段話さないような違う研究プロジェクトの人々とも社交のランチ・タイム。
初めて話して面白かったのが、奥さんが研究所で働くからと小さな息子さんと来ていた中国人のリュ-さん。 私が日本人とわかると、日本の進学や就職情報で私を質問攻め。
中国では限られた人の中で選りすぐられた人が大学や大学院に進学。 その中でまた選別された超エリートがアメリカなど海外へ留学。 超競争社会。 日本はアメリカのように、大学や海外にに行きたい人が行けるような仕組みになっていると紹介すると・・・。
「え、え”~!!日本は大学進学率が人口の100%なのかぁ!?」とかなりの驚き様。
いえいえ、日本では大学に行きたいと思う人が人口の100%ではないのですよ(中国でも13億人全員が大学院へ行って、アメリカ留学したいとは思っていないと思うが・・・)、と説明。 日本の大学を出ずに、海外留学したり、博士号なんてとってしまうと就職に不利に働くことも多いんです、と言うとまたまた驚いた様子。 ついでに、今は日本経済が回復傾向にあるので、就職率が上がり博士課程への進学率が下がりました、と言うと本当に驚きを隠せない様子。
中国ではみんな大学に進学して海外留学したいと思っている、海外に留学できる人は国内の大学に行く人よりもできる人だと思う、とリューさん。 進学や留学も国が違えば、考え方も違い、いろんな国の研究者と話すといつも面白くいろんな視点と触れ合う事ができます。

大学の人口研究所のリサーチ・アシスタントとして、アメリカの1930年代の国勢調査の原書を見ていると・・・。 名前のない人が!
私の研究は1930年の国勢調査のデータ・プロジェクトに関係する仕事なんですが、世界大恐慌時代の人々の生活を垣間見れます。 子供が多く、恐慌の影響か親戚家族が身を寄せ合ってひとつのお家に住んでいると言うケースも。
今気づいたのですが、24歳の夫、21歳の妻、3人の子供のアラバマに住む家族。 いたって普通・・・、と思ってよく見ると生後5ヶ月の娘にまだ名前をつけていないようで「No Name]と・・・。 これって、普通じゃないよね・・・?

アメリカ社会学会誌のひとつ、Contexts。 編集をうちのミネソタ大社会学部が受け持つことになるので、今日はそれについてのミーティング。
Contextsは学会が編集・出版する学術誌ですが、学者のためでなくジャーナリストや一般の「社会問題に興味のある人」をターゲットにした雑誌。 下のリンクをクリックするとわかるように、面白い写真もあって、最近の社会の問題についてもわかり易い。 今回の特集は若者の間でブーム(?)のタトゥー(刺青)。
ミーティングは強制参加じゃなかったので、こういうのに興味がある先生と院生が集合。 これからのビジョンや夏からの企画などをして、楽しくおしゃべりした金曜の遅い午後の時間。 お茶(お茶ではなく炭酸飲料ですが・・・)とお菓子も出て、くつろいだ午後。 ふゥ~。
社会学って、今の社会や人を研究分析して役立てるための学問なのに、学者が学会で集まって、学者言葉で話して、学者が満たされる言葉遣いで書いて出版。 出版されても、使われている言葉が専門用語すぎて、社会を変える専門的な位置にいる人(たとえば、ジャーナリスト、お医者さんや看護婦さん、先生、役所の人、政治家)にもさっぱりわからない事に・・・。
『それではいけない!』とうちの学部の学部長やお友達先生がContextsを招待して、社会学者と一般の世界をつなぎましょう!ということらしいです。すごく読みやすくていい雑誌。

今日は疫学部に所属する計量研究法専門の社会学者の発表へ。 社会学の中の疫学は、流行の病だけでなく、生活習慣病なども含めた健康問題を社会グループや地域グループ別に分析して問題解決につなげる学問。
なぜだか発表の教室に行く途中に下校する社会学部院生(私のお友達)を多数発見! 社会学では、文字通り社会のあらゆる現象や問題を研究する学問。 時に、あまりに程遠い研究トピックだったり、研究方法が違ったり(計量対質的研究方法)だったりすると、発表に行かない院生や教授がいるのは結構普通。 私は、単なる好奇心といろいろな研究に触れて新しい視点や価値観を学びたいので、一見私の研究分野でないようなトピックにも行って話しを聞いたり質問したり。
最近まで「疫学ってなんじゃらほい!?(のだめ風に読んでください)」でしたが、発表なさった先生のお陰でだんだん疫学とかその問題点などわかってきた気分(あくまで気分?)。 疫学内での問題は、人間を社会環境の中で考えずに分析してしまうことだそう。 たとえば、社会階層と健康度が比例するからって、じゃあ貧乏な人をお金持ち地域にお引越しさせたら問題解決!になるわけではない、と発表者の方はいろいろ面白い例を挙げて説明してくださった。
この先生、すごくプレゼンがお上手! 計量の先生なのに、発表には数字や公式だけでなくわかりやすい説明や翻訳(疫学で使われる言葉と社会学で用語が異なるため)をつけて、聞いている私達に質問したり、面白いジェスチャーを加えたり。 こういうプレゼンができるといいな~、と思える発表でした。 プレゼンの絵も文字フォントもかわいかったし!

専門外だけど、呼ばれてもいないけど、私のアドバイザーの主催する学会の開会トークに参加する木曜の夕方。 地球温暖化についての政策や社会変化に焦点を当てた研究発表会。
モンデール元駐日大使が招待されて最初の講演者だったので、彼見たさに参加。 ただのミーハー。 アリゾナから、ネットワーク分析のジョーも講義のために来ていてる事を事前に知っていたし。 会場に行くと、学部友達の憙(シ)も来ていた。
大使は、とっても話が面白くて、日本の事をたくさん例にとっていろいろ話して、質問にもやっぱり日本の事を織り交ぜて答えていらした。 「日本」がテーマの学会じゃないだけに、日本のいい例を何気にたくさん話してくれるアメリカの人がいるって嬉しい。

今学期の研究アシスタントは大学の人口研究所で。 今日は扱うデータの紹介をしてもらったのだけど、アメリカの国勢調査データの入力は何と!バングラデシュとか中国とか、海外で行われているとの事。
調査70年後にデータ開放をする決まりになっているそうなのですが、アメリカのデータをコンピュータに入力しているのは英語を話すアメリカ人ではなく、アジアの英語以外の言葉を第一言語とする人たち。それも、データをチェックしているアメリカ人に言わせると、かなり正確に入力されています。70年前に調査書に記入したアメリカ人の単語の綴りの間違いまでもそのままに!
日本はあまりデータを開放しない政策(日本人の研究者にさえも)で今まで来ていると感じるのですが、アメリカはデータとして作られる前から海外に!グローバル化を感じる昨今ですが、これってデータ入力のような仕事はどんどんアメリカからなくなっていっているということなので、いろいろ考えさせられました。
学会でモントリオールへ。 こんなにカナダに近くに住んでいるのに初カナダ。 街が素晴らしくって、皆人当たりがよくって、英語しか喋らない私にも優しくって(モントリオールはフランス語)、住みたくなる!

院のお友達のララと二人で学会近くのホテルに泊まって、毎日楽しい日々。 普段は会えない遠くの友達も来ていて、共同研究している先生にも再会し、有名な先生方の発表も拝聴に行ったり。 国や文化や言葉を超えて楽しめる時。
自分の発表も楽しく出来て、パネルでコメントくださった先生が私の論文をすご~く深く読んでいてくださって、驚いたと同時に嬉しかった。 そして、私がコンセプトを引用して使わせていただいている先生が、私の論文のコピーを直接催促してくださった時には、ただただ幸せ気分~。
毎年のようにこんなに楽しいのに、私の仲良しの留学生の多くは、夏はついつい帰国しがちで、こういう素晴らしい時を一緒に過ごせないのがとても残念。
6月に翻訳した映画の宣伝リンクが出来たそうです。 よろしかったら、ご覧ください。
『トランスナショナルな女性労働者たち(Transnational Tradeswomen)』(VivianPrice制作)
日本部分の紹介
10月23日付の読売新聞にも紹介が出ています。
理解あるお友達の協力あって、先週たった4日で教育&ドキュメンタリー・フィルムの和訳をすることに。
『トランスナショナルな女性労働者たち(Transnational Tradeswomen)』(VivianPrice制作)という、アジアで建設労働をする女性達を追ったもの。 95年の北京で行われた国連女性会議や、日本の女性が配管工や大型トラック運転手として働く現場も映し出し、途上国と先進国の働く女性の問題に共通点が多いことを考えさせられるフィルムです。 社会学、女性学、グローバル研究、開発研究などの大学生の授業に使うとよさそう。
Price, Vivian. 2006. Transnational Tradeswomen (Film).
プライス、ヴィヴィアン.2006.トランスナショナルな女性労働者たち~国境を越えた女性達の労働問題~(映画).
この前日本研究シンポジウムで発表したのが縁で、もう一度UCLAへ。 こんどは新しい研究プロジェクトで「最近日本からLAに移住している人々」をテーマにした調査のワークショップでコメントすることに。
院生の私が、日本の大学の先生の研究にコメントするって・・・。 なんか日本では間違っているような気もするんだけど、アメリカではOK。 とっても面白い新しいタイプの研究の予備調査の報告書だったので、楽しんで読んで、その著者が神戸外大の先生とは露知らず、勝手にどんどんコメントした。 あとで、そのメールで、(コメントのとき)「いい雰囲気を作ってくださって、ありがとうございます」なんて感謝される。 日本ではありえないシチュエーション。
日本の女の子の「ギャル文字(絵文字)」について発表なさっていたミラー先生と一緒のホテルに滞在したので、一緒に歩いて一緒に道草。 UCLAの道に植えてあるローズマリーとかラベンダーとかを見つけ、手にとって香っては「あ~いい香りね~」とかいいながら。 今その先生の本を読んでいます、すごく面白いのでお勧め!

ワークショップの後は打ち上げ。 参加者には日本人もアメリカ人もいるのだけど、みんな日本を研究しているので、会話も日本語中心で、雰囲気も日本。 アメリカ人学生のほうが日本文化に詳しく、色々教えてもらったり、話を聞いて勉強に。 名刺の渡し方とか、座る順序とか。 日本人だけど日本で就職していない私には、「なんとなくわかっているような、わかっていないような」ことをクリスティーとかマットは授業で学んでいたりするのでアナドレナイ。
そこで私は、日本人女子としては絶対してはいけないミスを! 日本の大学からはるばる来ていらっしゃる先生にビールを・・・と思い、ピッチャーからグラスにビールを入れようとしたら泡アワアワっ! ・・・で、それがグラスからあふれて、テーブルは大惨事に!! 遅れてきたアメリカ人学生さんたちは、まさか日本人女子の私がそんなソソウをしたとは思えなかったみたいだったけど、自慢げに(!?)教えてあげると「あチャ~。合コンでは大ヒンシュクよ!」(もちろん完璧な日本語で!)とまじめ顔で言われてしまった。
去年の夏に研究アシスタントをしたキャシーが著作披露パーティーをしてくれて、お邪魔する。 友達が運転する車でセント・ポールのお宅に。
本は同性結婚の法と政治と文化についてですが、彼女の研究はすでに同性異性関係なく巻き起こっているアメリカでの「結婚社会運動」に移っています。 法律と政治と権利。 それに、育児や保険や雇用、つまりアメリカの家族に関わる社会現象。
Hull, Kathleen E. 2006. Same-Sex Marriage: The Cultural Politics of Love and Law. New York: Cambridge University Press.
フル、キャサリーン E. 2006. 同性結婚:愛と法の文化的政治. ニューヨーク:ケンブリッジ大学出版.

パーティーにも、いろんな先生方や数人の院生・ポスドクフェローが。 久々に合った知り合いの先生とか、その奥様とか。 楽しく会話をしながら食事。
パーティーが終わるころ、私を車に乗せて来てくれた友達3人は、「ストリップクラブに行く!」と言って私をおいていってしまった・・・。 それっていったい・・・。
そこに残された私は、社会学博士(うちの学部の教授)たちに、「車に乗せてきてくれた友達がストリップクラブに行くので、(行かない私を家まで)乗せて帰っていただけませんか?」って・・・。 みんな爆笑・・・。
UCLAの日本研究シンポジウムに発表に行った次の日。 ミネアポリスへの帰りのフライトまで時間があったので、大学時代の友達フェイと彼女の彼と3人でサンタ・モニカの浜辺をお散歩。 お散歩しすぎて、2時間くらい歩くとベニス・ビーチになってしまった (LAの隣はサンタ・モニカ。サンタ・モニカの隣はベニス)。
翌日、首の下辺りが日焼けで真っ赤に! そういう日に限って、朝時間がなく、学校で学部の職員さんに笑われて気づくことに! ちゃんとシンポジウムでかなりよく発表したのに(自分で言うな?)、週末ミシシッピ川沿いで遊んでいたと思われている・・・。

私がミネアポリスで大学院生をはじめたときに、学部の学部生アドバイザーをしていたキャシー。 英語に訳してほしいものがあるということで、昨日の午前中お会いする。 お父さまが日本や中国を旅行したときに描いたスケッチがあり、スキャンしてコンピュータに取り入れたり、書き込んであったタイトルや建物の名前などを英語に訳すプロジェクトに励んでいるのだそう。
いいな~、私もキャシーみたいにリタイアしたらうちの古い写真とかをスキャンしたりして次の世代に残すのもいいな~。 ・・・と、就職もしていないのに(!)夢見たよ、一瞬。
彼女のお父さん、ハーバート・サイモン博士。 鉛筆で細かく日本や中国の景色や建物をきれいに描いていらっしゃる。 絵は習ったことが無かったそうで、自己流らしいけど、すごくいい感じ。 ご自分の絵に「宰問」とサイモン(と読む)の漢字の印を押していたり、「宰問翔人」とサインしたりしている。 「サイモン・ハバト」と読むんだね。 どなたが漢字の当て字を考えてあげたんだろう。
キャシーのお父さん、どんな人だったんだろうな、と思って、彼女が帰った後にうちの学部の同僚に聞いてみる。 「ああ、知ってるでしょ? 彼女のお父さん、経済学のノーベル賞受賞者なんだよね」と! 英語でも日本語でもウィキペディアにもちゃんと写真つきで出ていました。
この週末、UCLAの日系研究会で発表します。 今日みちことメールしていたら、発表する私のほうがスケジュールを把握していないことに気づき(汗)、スケジュールを転送してもらう。 それに私のプレゼン最後? 日本人は私だけ? それなのに、プレゼン・トピは、自分の以外知らないものばかり~(冷汗)。 お勉強しないと!
2月の2週間と3月の1週間、日本に。 わけもわからず緊張し、準備が不十分にもかかわらず、皆さん優しくインタビューに答えてくださいました。
それだけじゃなく、泊めてくださったり、インタビューしたほうがいい方々をご紹介くださったり、ビデオをくださったり。 またまた、お茶やお菓子を出してくださったり、私のフォールダーまで準備して待っていてくださったり。 雪の中、駅まで迎えに来てくださったり。 お会いしたことないのに(今でも!)プリンターを届けてくださって数週間かしてくださったり。
本当に私は恵まれています。皆さんありがとうございました。
「いつも人には恵まれるのだけれど、私の脳みそと努力だけが、足りないのよねっ。」と言うと、父が「・・・それは、もうしょうがないので、あきらめて・・・」とつぶやいていました・・・。
2月は2週間、日本にインタビューなど資料集めの研究作業に。 忙しすぎて連絡を取れなかった人続出、インタビューさせていただいた方へのTHANK YOU!カードは今頃書いている・・・。 これでいいのか、私!?
日本では東京・神奈川・大阪・京都・福岡と数日ずつ。 インタビューさせていただく方々に、資料を紹介してもらい、コピーや本までいただいてしまうだけでなく、次にインタビューしたらよい方にその場で電話までしてくださったり。 こんな、アメリカから来た初対面の私のためにそんなことまで!? ありがとうございました。
私の天然のおかげで(?)あまりにおかしなことも多く起こって、「あ~、これBlogに!」とか思いながら日々すごしましたが、そんなことを書いている時間もなく再渡米。 こちらはこちらで、いろいろなものの提出日とかイベントがあって、気づいたら3月の日本帰国が迫っている・・・。
春休みを利用してまた1週間日本でばたばたします。
今日は社会学の学部生の授業にオヨバレ。 去年に引き続いて2回目。 ジェイラン・モーティモー先生の授業で、日米の若者の違いだとか、私の日米セクハラ意識比較の研究のことだとか、山田先生のパラサイト・シングルのことだとかを訊かれるがままに答えるようなそんなゲスト・スピーキング。
研究では、日本の高校生よりもアメリカの高校生のほうがストレスがたまっているという結果がでているらしい。 一見受験とかで忙しい日本の方が大変かと思いきや、アメリカの高校生のほうがバイト、クラブ活動、勉強、デイトなどで忙しいらしい。 それで、先生が「千佳の高校のころはどうだったの?」と私の高校時代に振るので、そういえばストレスってほどのものはなかったなあと思ったり・・・。
セクハラはクイズを出してあげた。 「日米の1990年代に20ー30代だった女性のセクハラ経験率は何%でしょうか?」というもので、生徒は日本のほうが断然多いと思っていたけど、私の手元のデータでは、正解は大体同じ50%くらいだったんですよ! 日本のイメージ、悪いんだなあ~と実感。
パラサイト・シングルは、先生がかなりお気に入りのもよう。 何度も笑顔でいろいろ質問された。 生徒の中にも山田先生のフルネームのスペリングを聞いてくる子がいたり。 こういう面白い名前や新しいコンセプトは、一般メディアだけじゃなく、どんどん英語の論文にしてメジャーな研究論文誌に載せて世界にに輸出するべき! 日本アニメに続け日本社会学!
日本に研究のための資料集めとインタビューへ行くのに、今ここミネアポリスで準備中。 考えただけでもかなり緊張! 気を紛らわすために(?)Blogging...。 新聞に登場なさったり、研究論文や本を読ませていただいている方にお会いできるというので、緊張。 久々の日本というので緊張。
でも、もっとドキドキなのが、千葉より北の日本に初訪問だから・・・。 ディズニーランドより北日本には行ったことがないのです、それも今回は1人で行くのだし。 私が日本に住んでいたころは(20歳までの私)、北日本への旅行ってちょっと高くて手が出なかった。 私のいた西日本からは、アジアの国々に行くほうが早くて安くて、友達もいたので泊まるところもあり、中国語と韓国語も習っていたのでついついそちらへ・・・。 高校の修学旅行も、韓国だったし。 それに、寒がりな私は、北を避けていたのかも。
日本に行くだけでも、毎回テクノロジーの進歩で知らないことがいっぱいで、かなり緊張するのにぃ!ニューヨークやロサンジェルス行くよりドキドキ・・・。 「まず仙台、それから群馬、それで信州・・・?」とか言いながら、Yahoo!で地図をチェックして、緊張しながら計画中。
Yoshino, Kenji. 2006. Covering : The Hidden Assault on Our Civil Rights. New York : Random House.
ヨシノ・ケンジ. 2006. カバリング(偽装工作): 市民権への隠れた攻撃. ニューヨーク:ランダム・ハウス.
社会学者ゴフマンのコンセプト「カバリング」を使ってアメリカ市民権と法について書かれた本。 (ちなみに、ゴフマンの訳本中「カバリング」は日本語は「偽装工作」と訳されているようですが、なんかちょっと大げさな訳な気が!) このヨシノ・ケンジ先生の本は英語で今年出版なので、未だ日本語版はでていないはず。 米国イェ-ル大の憲法学者です、ヨシノ先生。 ちゃんとケンジ・ヨシノ ドットコムを持っていらして、写真もなかなかかっこよく、一般人の言葉で本の説明が書かれていて、読みやすい。 論文に引用しよッ!
私はよく、先生のホームペイジや履歴書を土台に自分のものを作成したり、その他さまざまなキャリア事を参考にさせてもらったりしています。 今日も、何気に先生のサイトを拝見していると、履歴書セクションにたどり着いて・・・。
先生のたくさんの賞とか、学会発表だとか、研究費獲得リストだとかを、「あ~、すごいなあ!私にはムリムリ、やっぱりすごい先生の脳ミソはすごくできているのね~(私なんか一生追いつかないでしょう、ラララ~)」とか、鼻歌歌いながら読んで、スクロールダウン。すると最後のほうに、私の名前が!
指導中の生徒として私の名前がある~! こんな有名な先生の履歴に載せてもらえるなんて嬉しい!・・・と単純に喜んで、今日もさっさと家に帰ろうと5分前まで思っていたのをオフィスでもう少し論文書き!と思えた瞬間でした。
あ~こんなことで嬉しいのなら、私も、指導して大学院入学した学生とかをリストしてサイトに!と思いました。
去年参加した、「リプロダクション イン モダン・ジャパン」という学会。 ホームページがあったので、Blogしておきます。 みんな元気にしてるかなあ。 数人のお友達とは今もメールをやり取りして、長い「日本研究」のお友達になりそうな感じです。
金曜は台湾人ルームメイトと上海人学部友達とタイ料理の夕食。 仲良く楽しく会話してトムヤンクン、パッタイ、りんごサラダ、生春巻きを食べて、ディナーが終わりに差し掛かったところ、「東アジア社会学会」を発足させようという話になって、契約書(?)まで書かされる(笑)!
博士号もまだとっていませんが、「編集には僕たちがみんなかかわってるよね、きっと」とか「発行するときの言語は英語とそれぞれの筆者の第一言語と両方で、すべての言語が一冊に収まってる方がいいじゃない?」とか、そんな楽しい話をして、ケラケラ笑って・・・。 アメリカ留学の素晴らしいところは、自分次第で歴史や国境を越えてアメリカ人以外にも一生の友達が出来ること。
日本研究をする友達と研究会を始めることにしました。 日本人だけでなく、アメリカ人、台湾人、韓国人などさまざまなバックグラウンドを持つメンバーの大学院生と、研究に興味のありそうな学部生とで。
私は院生として、いろいろな学部・年齢・研究分野の人たちと一緒に話したり、勉強することが大切だということと、最近入ってきた院生や学部生によいコミュニティーを作って彼らの研究に貢献したいと思うのです。 日本を研究する外国人とのネットワークは大切なものだし、新しい視点を学べて自分のためにもなるでしょうし。 外国人日本研究学生たちは私たちと交流することによって、また得るものがあるでしょうし。
8月中はほとんどBlogに書き込みませんでしたが、それは学会の準備で忙しかったから。 その学会でかなり有名で、私が大ファンな先生方にお会いできたので、舞い上がって新学期をむかえています。 自分の発表も楽しくできたし。 ララララ~ン♪
山口先生とはASAで研究についてお話できて、山岸先生にはASAとHPAIRの両方でお会いして質問。 もちろん長谷川先生やブロードベント先生、ユーゲン先生ともASAでお話。
「ジャパン・アズ・ナンバーワン」のエズラ・ボーゲル先生と、スーザン・ファー先生のパネルのお話を聞いて、キャー!と単なるミーハーになっていたのですが、HPAIR最終日に雅子さまが現れたときには、ただただ騒いでいました・・・。
どんなに偉大な忙しそうで有名な先生たちでも、すばらしい人になればなるほど、びっくりするくらいパパッと忙しさの中で時間を作ってくださって、会ってくださったりするのです。 私みたいな普通の学生(普通以下か?)に!
それはやっぱり、そういう素早さとコミュニケーション力とがそうさせるのでしょう。 それは日本でもアメリカでも同じですね。 そうでもない人や、うわさで一癖二癖あると聞く方々は、スローでもっと多忙っぽく人を寄せ付けないような雰囲気があったりするのです。
でも、時間をささっと作って会ってくださるすごい先生たちは、やっぱり頭がとってもいいので、そうでもない人たちよりいろいろなことに時間をかけなくていいのかも知れませんね。 それに、すごい先生たちは人をいつも寄せ付けるような、楽しくやさしい雰囲気があるので、みんなが寄ってきていろいろなことがいい調子で進んで行ったりするのかも知れません。
頭のよさから、人付き合いが良くやさしい雰囲気を漂わせているのか、それは持って生まれた人徳なのか? なぞは深まるばかりです。
お友達が日本や韓国へ帰国ラッシュの5月末。 かなり面白くない日が続き、学会へも行きたくないモード。 ギャンブルするわけでもなし、学会もなぜにベガスにしたかなあ~とかぶつぶつ言いながら、ギャンブルと研究学会(それも法の!)というかなりなミスマッチに納得いかず・・・。
でも、チケットも買っちゃったし・・・。 自分の研究発表のみならず、選抜ワークショップ(1日前まで、選抜されていたことを理解してもいなかったが!)、それに光栄にもアビーのブックパネルのチェアーも頼まれていたので、いろいろなことを片付けながら3時間睡眠で空港へ。
あんなに行きたくなかったのに、行ってみればすばらしいワークショップと学会。 ミネアポリスに帰ってくると、みんなに「楽しかった~!よかったよ!」を連発している私・・・。 5月31日から6月4日までの楽しい滞在でした。
信頼を研究するのが結構流行っているそう。 私たちの日本市民社会研究のディスカッションも信頼を取り入れることになり、先生たちといろいろ話す。
人をどう信頼するのか、いつ信頼し始めるのか、その信頼はどのように続くのか・・・個人によっても違うけれど、日米文化の傾向にも違いが見られると言う話。 あまりに具体的な例が身近に起こっていたので、そうそうそう~!と思いながらやっぱりそうだったのか~と納得する。
あまりに疲れて帰宅後すぐにお風呂に入り、よしもとばななさんのHighandDry(はつ恋)を読んでいたら眠ってしまう・・・。 気づいたら午前2時半! それからまた寝ようと試みるが、眠れないのでHighandDryを最後まで「これは中学生向け?小学校高学年?・・・?」とか思いながら読み終わる。 眠れないけれど疲れているなあ、私・・・。
何に疲れていたかというと、昨日は教授たちとの研究会議が連続であり、合計7時間だった・・・。 今カウントして、自分でも驚く。 それがとってもよいミーティングだったのでよかったのだけど、連続7時間は結構大変だということがわかった・・・。
最初の会議は、日本市民社会研究。 長谷川先生とブロードベント先生と。 和気藹藹とクリスマス・イブの話から始まる。 長谷川先生のような日本の研究者とコミュニケーションの機会があるのは、私にとってすごく貴重。 日本の研究者はこういう風に考えていらっしゃるのだなあ、とか研究とはまたちょっと違ったところでいろいろ学ぶ。 研究の方も、「もう書いていく」というところまで来ているのでいい感じ。
2時間後、クリス・ユーゲン先生と日米セクハラ比較研究のミーティング。 それが、あまりに空気が乾燥しているので「地下の自動販売機に一緒にジュースを買いにいく」という休憩を除いて5時間続く。 これはミーティングというよりも、一緒に論文のフレーム作りをはじめて、データを確認したり、図表を手直ししたりしているうちに気づいたら6時半という感じだった。
院生の私は横にいて、先生がコンピュータに打ち込み・データ確認という仕事をしていらっしゃり、立場が逆な感じがするが・・・。 先生は「いいんだよ~!」といつも笑顔だ。 そうしていろいろ作業を見せてもらえるので、私としてはいろいろなことをその場で学んでいるのだけど、まあ見かけは、先生の横で楽している院生だ・・・。 私は横で資料を確認したり、質問に答えたりしかしていないのに、終わるころにはヘロヘロだった。 でも先生はその後、「娘さんとデートだ!」と張り切ってお帰りになった。
アドバイザーのリズが、「この学会興味があるかもね」と『法と社会学会』の年会の情報をメールで転送してくださった。 「リズが教えてくれたし、開催地がラスベガスだけれどいくかぁ~?」くらいないい加減な気持ちで、セッションを探していたら「セクハラ」に関するパネルがあったので、とりあえずそれに参加することに。 締め切り1日前に発表の要約を送る。
次の日は、だるいし学期も一応終わりだし、気分が悪くなってきて(やる気がないからか?)昼寝をしたら夕方5時まで死んだように眠ってしまった・・・。 平日にお昼寝、それも5時までという事に罪の意識を(一応)感じて、仕事のメールをチェックすると、最近私のバイブル状態になっている本『セクハラとは何か(私の勝手な和訳です、日本では出版されていないので!))』の著者のアビゲイル・サグイUCLA助教授からメールが来ていたので驚く!
アビーとはサンフランシスコの夏の学会で、それもヒルトンのお手洗い(!)で会って、ほーんのちょっと話したくらいだったので、私のことを覚えていてくださるとは思っていなかったのです。 (きっと私のアドバイザーのリズがアビーに言ってくれたのでしょうね!) 彼女の本の批評会を企画しているから、それを手伝ってほしいとのこと。 もちろん二つ返事でOKする。 キャ~! アビーの本の批評会の進行役とかできるなんて感激!!
今日は久々の「日本市民社会研究」会議。 長谷川先生とブロードベント先生と、3人で論文のアウトラインの詰めからはじめる。 研究計画の話はさくさくと進んで気分がよかった。
私も英語と日本語の真ん中で(日本人の長谷川先生が英語を、アメリカ人のブロードベント先生が日本語をお話になるので)、適当に日英語を行ったり来たりしながら、言いたいことをどんどん発言していった。 もう、何を何語で言ったのかも覚えていないくらいだ。
そして、日米の社会と個人の関係の違いというところで、8年もこっちにすんでいながら、それ以上アメリカ文化や英語を勉強していながら、ぜんぜん知らなかった日米社会と個人の関係観を知って、叫んでしまった!
先生の図の省略図:
◇∴ ←これがアメリカ社会(◇)と個人(∴)の関係観。
◇ ←この◇の中に∴があるとしたらそれが、日本の社会と個人の関係観。
日本人は、考えるときに個人が社会の中に属していて、たとえば親も友達も社会の中のひとつと考えて、仲間に入れるのだそう。 そんなの当たり前じゃ~ん、だってお父さんもお母さんも日本人だから日本社会の一部なはず! そういう考え方をするのは日本人だかららしい。
アメリカ人は、親も兄弟も姉妹も友達も上の◇の中に入っているとは必ずしも考えないのだって! ええ~っ!? アメリカ社会の一員なのに、社会とは別物意識なのはなぜ!? 恐るべし、アメリカ人!
さくさく進んだミーティングだったのだけど、この◇∴なアメリカ人の社会と個人の関係観が、あまりに衝撃だった今日の午後。 教授二人は驚く私をそのままに、「そうそうそう~、うんうんうんっ!」と頷きあっていた。
社会的な地位に惑わされることなく、驕り高ぶらず学び続けるということは、研究職の人にとって、とても大切なこと。
そんなことをつくづく感じさせられることが起こる。 とある方がワークショップで発表なさったのだけれど、準備のお時間がなかったのか、あまりにまとまりのないとんでもない感じのプレゼンテーションになってしまったのです。
研究しているときに研究者は、私もそうなのだけど、その分野のことに対してオタク的になってしまうので、その研究トピックをしらない人がぜんぜんわからないような話し方、発表、にならないようにしないといけません。 それには、「発表を聞いてくださる方々はどう話したらわかってくださるかな?」と考えながら発表の準備をしたり、話している途中に、「私の言ったことで不明な点はありましたか?教えてください」と言うような、謙虚な気持ちや心遣いが必要なんだと思う。
地位が上がってしまうと、「あなたの発表のこの部分がわかりにくかったからこうしなさい」というようなことを言ってくれる人もいなくなってしまうのも怖い。 私の周りには、謙虚で思いやりのある教授が多く、彼らから学べるので本当に素晴らしい。 かけがえのない友達も、ああだこうだと私に教えてくれるのでこのまま皆を大切にしていかなければと思う。 まあ、私の社会的な地位はそんなに上がらないとは思うけど・・・。
私の博士論文委員のフィリス・モーエン先生が、今日学部の廊下でお会いしたときに、こうおっしゃって、私を抱きしめられた。 ええっ、そんなあ、ただのサンキュー・カードでこんなに喜んでいただくなんて! 本当に素晴らしいのはカードではなく、先生あなたですっ!
それも、10月のはじめに受けた口答試験後に、すぐに感謝状出すなり、「ありがとう」を言いにいくなりするべきものを、すっかりいろいろな忙しさに感けて、11月の感謝祭の週末まで何もしなかった私。 感謝祭前日、夜の学部内でゴソゴソと仕事をしていて、あまりの罪の意識にかられて・・・。 サンキューカードは先生たちに書いてから感謝祭の休日に入ろうと、ただの自己満足もいいほどに、カードに感謝の言葉を連ねて、「日本では勤労感謝の日で、先生みたいに働き者の方々に感謝する日です!」って、かなり調子よく書いたのです。
韓国の、先生の日じゃないんだから・・・。
でも、本当にこのフィリス・モーエン先生って、いつもやさしく、素晴らしいのです。 ああ、また質問に行かせていただこう。
(口答試験は、試験にいたるまでの過程で、委員の教授に論文を何度も修正していただいたり、試験でもいろいろご教授いただくので、研究にはとても大事で必要なプロセスです。)
ここ最近HPをアップしていませんでしたが、セクハラ研究(日米比較)に燃えています、私。 オフィスの引越しや、ビザ関係の書類の確認(かなり面倒だ!)、学会の準備に学会でサンフランシスコへ行ったり、ちょっと忙しかったのです。
私は、仕事はいつもしていたいし、仕事をすることは人にとっていいことだと考えます。 もちろん、病気なのに仕事をしたり、過労死するまで仕事をするのはいただけないと思うけれど。 それに、仕事を選べる立場にある人と、そうでない人の違いもあるけれど。 仕事は良い!というフレームを作って、その姿勢で仕事をしていくのは、今の家族・女性・キャリア研究に関わる者として大事なんじゃないかなと思ったりしているし、やっぱり仕事が好きなので。
やっぱり、違う世代の方とのコミュニケーションは常に積極的にとっておくものですね、社会や人を研究する仕事をしているのなら特に! そう感じることが先日あって、その会話の内容に感動。 日本の同世代の友人などにも話して、自分のことのようにすごいでしょう~、面白いでしょう~、将来研究のネタになりそうでしょう~?を連発している私。
私はここアメリカでは外国人。 外国語のアメリカ英語で、授業を教え、論文を書き、仕事関係の会話もする。 皆さんアメリカの教授や院生は、外国人とのコミュニケーションにもなれているし、尊敬を持って接してくれる。 でも、論文の推敲を頼むと、ちょっと違うリアクションになってくる方も・・・。
5月の終わりに、社会資本の学会がうちの大学でありました。 私は発表とかしていないのですが、社会資本研究の有名研究学者の皆さんがいっぱい来ていらっしゃって、私も見学しました。 今はアリゾナに行ってしまわれたジョセフ・ガラスコウッズ教授も、社会資本研究の祖ロバート・プットナム教授も、み~んないらしていて、もうすごいメンバー。
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2ヵ月半もアップしていなかった。 学部のミニ学会や学期末の忙しさ等々で、あっという間の夏休み。 履歴も新しく更新して、夏の仕事も何もしない間にすいすい決まって、エッセーも更新しなければ!と今日USAとKoreaをアップ。
今日、アシスタントの仕事で助教授のオフィスに行く。 最近、ニューヨークの学会とか学部内の工事とかで、やる気がぜんぜん失せてしまっていけない。 このアシスタントの仕事も、ぜんぜんノラなくて月曜のミーティングをキャンセル